悠々亭 裏日記 2

投資家にとって最大の問題・敵は自分自身である。

【3929】ソーシャルワイヤーの決算分析をしました。

kabutan.jp

17年3月期の連結経常利益は前期比1.0%増の2.1億円。
かろうじて前年度よりプラスで終わらせることができました。

四季報では減益予想だったので、よく頑張りましたね、めでたしめでたし。
とはいかず、投資家の興味・関心はすぐに今期の業績に移ります。

 


四季報予想より少しだけですが、上の数字を出してきました。

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四季報予想

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利益の伸びはPR TIMESに比べると少し物足りない気はしますが、
ここの会社はまだ若いのに配当を出してくれるのが魅力的ですね。


 

決算短信より

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ニュースワイヤー事業、インキュベーション事業で売上は同程度。
しかしニュースワイヤー事業の方が圧倒的に利益率が良いことが分かります。

 

 

 

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ここ2事業の利益から全社費が引かれたのが営業利益ですが、
全社費ってどういう定義なんでしょうね。

google検索しても出てきませんので一般的な用語ではないと思います。
全社費用、あるいは本社共通費と考えれば良いのでしょうか。

 

本社共通費とは

本社共通費とは、全社の費用の中で、ある特定のグループが使用したことが明確に特定できない費用。たとえば本社社屋の修繕費や社長の人件費などが該当する。

 

 

 

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ニュースリリース事業だけだとPR TIMESの方に軍配が上がってしまう。
しかしながら、インキュベーション事業があるのが当社の強み。
だが、インキュベーション事業よりニュースリリース事業の方が利益率は上。

・・・やはり現状だとPR TIMESの方が魅力的に見えてしまいます。
今後のインキュベーション事業の展開をどう評価するかでしょうか。

 

yuyusk.hatenablog.com


 

 

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流動負債が2.3億増えたことで、いつの間にか流動資産を逆転しました。

しかしながら、レンタルオフィス設営のために借入金が増えたと説明があり、
実際に固定資産が4.0億円増えていることから、
投資のための一時的な要因だろうというのは判断できます。


 

 

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PERや配当利回りといった指標面だけを見ればソーシャルワイヤーの方がお買い得に
見えるのですが、財務まで考慮するとやっぱりPR TIMESかなと思ってしまいます。

今のところ、買い増しも売却もしない予定です。
財務面の改善が見られたら、もう少し買っても良いかなと思いますが。